SDGsデー④
こんにちは!たかば保育園です!!
清心福祉会の共通の中長期保育テーマのひとつに、
『UN SDGs(持続可能な開発目標)を認識し、「利他の心」を育む』
を掲げています。
これからの地球社会をつくっていく子供たち自身が持続可能に生きていくために自分たちの環境や資源、諸問題等を考え、将来、行動を起こせる人間に育ってほしい!
そんな想いの元、今年度のたかば保育園の第4弾を企画しました!
今回は、SDGsゴール6「安全な水とトイレを世界中に」です。
蛇口をひねれば、きれいな水が当たり前に出る日本。
さて、その水はどこから来るのかな?というところから子供達と
考えてみました。
雨が降って川に流れ、川から浄水場へ。
浄水場できれいな水になって、みんなが使う水道から出ます。
地球の70%が水。その中で私達が使える水は…たったの0.01%。
その水を全世界の人が分け合って使わなければなりません。
世界中で100%の人が安全な水を使える国は、なんと日本とアメリカだけ。
国によっては一日中かけて水を汲みに行かなければならないこと。
汚れた水で、病気になったりしてしまう国があること。
日本では当たり前のことが当たり前ではないこと。
世界の現状を知りました。
私達が水を大切に使えば、他の国の人が使える水が増えます。
今回の話が終わると、どのクラスの子供達もシーン…として帰って行きました。
何かを感じて、一生懸命考えてくれている様子。
水を大切に使うには、私達にはなにが出来るかな?
お家ではなにができるかな?
お家で考えてきてね!!とカードを子供達に渡しました。
お家で、たくさん考えて来てくれました。
お風呂の水を洗濯に使うよ!!
雨水を溜めて、畑の水やりにするよ!!
シャワーはこまめに止めて、体を洗うよ!!
たくさんの子供達が今自分に出来ることを考えて来てくれました。
小さな小さな子供達の思いが、大きな明るい未来に繋がることは
間違いありません。
保護者の方がこっそりお家での子供達の様子を教えてくれました。
どうやら、子供達は思ったより深く受け止めてくれた様子。
「お父さん!!シャワー出しすぎ!!」
「お母さん!!お皿洗うときは水止める!!」
と…子供達の目が光っているということ(*^_^*)
素直な子供達の思いや言動に、大人の私達も考えさせられる活動と
なりました。