SDGsデー⑦

こんにちは!!たかば保育園です!!

たかば保育園では、中長期の保育テーマをUN SDGs(持続可能な開発目標)を
認識し、「利他の心」を育むと掲げ、活動しています。

今年度、第7弾は…

ゴール3「すべての人に健康と福祉を」について考えました。

まずは、健康とはなんだろう?と子供達と一緒に考えるところから始めました。

健康とは…
病気をしていないことだけではなく、『肉体的にも精神的にも  、そして社会的にも
満たされた状態』のことを言います。
国には、国民のみんなが安心な生活を送ることができるようにする義務があります。
困っている人がいたら、国が助けてあげる…これが福祉です。

真剣に聞いています。

今回は、これまで行ってきたSDGsの活動を振り返りながら、日本と他国を
比較し、「健康と福祉」について子供達に問いかけながら、考えていきました。

私達が住んでいる日本は「健康と福祉」の面で恵まれています。課題も改善しつつあります。
しかし、他国はどうでしょう…
世界に見ると、5才未満の死亡数は年間530万人。これは、「5秒に1人」のペースで幼い命が
失われているということ。

この事実を聞いて、子供達はもちろん職員からも驚きの声があがりました。

様々な原因があります。

その原因には様々な原因があげられますが、今回は…
「水不足・食糧不足・知識不足・医者不足」に着目し、話を進めていきました。

実際に苦しむ人々の様子を写真で見ながら、話をしていきました。
食糧不足で、やせ細っている幼い子供達。
汚れた水を汲み、飲んでいる人々。
子供達は終始、真剣な表情で話を聞いていました。

今、自分達がこうして何一つ不自由することなく生活できていることが、
どんなに幸せか…ということを一人一人が噛みしめているように見えました。

そして、これらの問題に私達には何ができるだろう?子供達の意見を聞きながら、
考えていきました。

今年度、何回かに分けてSDGsの様々な活動に触れてきた子供達。
考える経験をたくさんしてきたことで、次から次へと意見が飛び交いました。
そんな子供達に驚きと嬉しさを感じる職員達でした。

出た意見を書いていきます。

「感染症を広めない為に、きれいなトイレを造る!!」
「ご飯を残さないで食べる。無駄にしない。」
「ワクチンを作る。みんながワクチンを打てるようにする。」
「医者を増やす。その為に、自分達も勉強を頑張る!!」

その後、子供達からの意見をSDGsの目標に当てはめていくと…

ゴール3を達成する為には、他のSDGsの目標も達成していかなくてはならない。

それぞれの目標が繋がっていることに気が付きました。

地球上の『誰一人、取り残さない…』

その為には、どの目標達成も欠かせない…ということを学びました。

今年度のSDGsデーは今回が最後となりますが、
これから生きていく子供達の為、地球上のみんなが笑顔で幸せな生活を
送る為…私達大人の取り組み、そして子供達の取り組みは今後も続いていきます。

これまで取り組んできたSDGsの目標やそれ以外の目標についても、この活動を
きっかけにご家庭でもみなさんで考えてみていただけると嬉しいです(*^▽^*)