ちきゅうのはなしをしよう!

こんにちは!心羽えみの保育園石神井台です!!

2月14日(火)に東京大学地球惑星科学専攻特別研究員の奥田善之(おくだよしゆき)さんを講師にお迎えし、

「ちきゅうのはなしをしよう」を開催しました。

講師の奥田さん(通称「おっくん」)に対し、

「地球のことなんでも知ってるの?」と、こぶし組の子ども達がすぐに集まってきました。

子ども達に囲まれ「おっくん」の姿が見えなくなるほどの質問合戦。

さあ、スライドを使い、絵や写真を見ながらクイズ形式で「ちきゅうのはなし」が始まりました。

子ども達が一番興味を持ったのは、超高圧実験の「ごろうさん」。

これは、地球を20年間堀り続けていても、ほんの表面(10Kmほど)しか掘れていないのはなぜか?

「なんで?なんで?」それは私たちが知っている機械くらいでは、機械がぺしゃんこになってしまうほどの、強い力が必要だから。

では、ぺしゃんこになる力って・・・どんな力?

深海(海の深く)に入った時にかかる圧力をわかり易く視覚化してくれたのが、

「発砲スチロールのごろうさん」。

ごろうさんを水の中に入れて、実験装置で圧力をかけていくと…

みるみる小さくなっていく、ごろうさん。

「わぁ…」「可哀想…」子ども達から声が上がり

「ねえ、戻してあげて」という熱いレスキューの声で、圧力を解除し、無事ごろうさんを救い出しました。

 

「ちきゅうのはなしをしよう」という今回のテーマでしたが、

おっくんの子どもを引き付ける話術は、難しい講義とは違い、

子ども達が最後まで集中して楽しく参加できるものでした。

そして、子ども達にも「まだ分かっていないこと、おとなも知らないことがあるんだ」という

気づきにもなったようです。

また次回、おっくんの講義「惑星の話」があります!

子ども達は、今から、おっくんとの時間を楽しみにしています。