SDGsデー☆

今回のSDGsのテーマは「ゴール6 安全な水とトイレを世界中に」

私達の生活に欠かせない水。
水道の蛇口をひねればキレイな水が当たり前の様に出てきます。
その水を飲んで病気になったり、死に至る事はありません。

しかし、世界にはそのキレイな水すら飲めない人達がいます。
菌や動物の糞尿が混じった水を飲むことが当たり前の人達がおよそ10人中3人の割合で世界にはいます。
そして、その水を飲むことで病気になり1日に300人以上の人達が亡くなっている現実があります。

そこで今回は、みんなの生活に欠かせない「水」の大切さを知るために、泥水のろ過実験を行いました。
使用するのは、ペットボトル・ティッシュペーパー・石・炭。
ティッシュ→石→ティッシュ→炭→ティッシュと順番にペットボトルに詰めれば簡易的なろ過装置の出来上がり!
5才は各自で持ち寄ったペットボトルでろ過装置を作りました。

 

石を入れて・・

ろ過装置の完成!

キレイな水、出来るかな?

さあ、そこに泥水を入れ待つ事数秒・・。ポタポタポタ・・。ろ過された水が出てきました!

「出てきた~!!」

すぐさま歓声があがります。しかし・・
「初めよりはキレイになったけど、まだ白っぽいな~。」
出てきた水を見てポツリと一言。

1回のろ過では、水はキレイになりません。

そうなのです!たった1回ではキレイにはなりません。何回もろ過作業を繰り返すことでキレイな水が出来るのです!

この実験から、私達の生活に使える水になるためには多くの時間がかかる事を知ることが出来ました。

最後に手洗いの時の水の使い方についてもお約束。
「最初に水で手を濡らしたら、蛇口を閉める。石鹸でよ~く手を洗ったら、また蛇口をひねって水を出して洗ってね!蛇口を閉めた後に水が出ていないか確認も忘れないでね(^^)」
「は~い!」

蛇口をひねれば水がいくらでも出てくる便利な世の中ですが、世界中のみんなの事を考えて水を大切に使っていけると良いですね。